アロガント級の戯言。

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#LuckGameRTA にて大暴れしてきましたよ【参加レポート】

 2022年5月21~22日にかけて RTA in Japan のチャンネルにて、運ゲー』を集めた RTA イベントである『LuckGameRTA』(以下 LGR )に参加しました。

 Oengus というプラットフォームを用いて募集され、Twitch で配信されるタイプのイベントは、2年弱前?にあった『Puzzle Game RTA Festa』に『スーパーボンブリス』で応募したものの採用されず。今回もダメならこの手のものに応募するのはやめようと思っていたところ、まあ当然の如く通りましたね。私の『メモオフみっくす』を通さずに何を通すんだっていうイベントですから、これ。

 運ゲーといえばレパートリーに数種類持っている私ですが、今回は『第14回RTA売名祭り!』でも話題となり、自分自身の持ち運ゲーの中でも最も映えること必至な『メモオフみっくす』で応募。何が見どころかといえば、『運ゲーを実力でねじ伏せる』ことが可能なところですね。ただの運ゲーでは終わらない作品の魅力の全てを発揮した『LuckGameRTA』における『メモオフみっくす』。その感想戦をしていきましょう。

 

超順調だった前半2戦

 前半2戦は田村ゆかりさんと沢城みゆきさん...じゃなくて音羽かおるさん&百瀬環さん。今回は LGR で見せるということで前半4分の台詞送りのみの部分をカットしての唯笑編レギュレーション。なので3分くらいからポンジャンが始まっていきます。始まってしまえば次々に対戦相手が現れるのがストーリーモード。この2戦はさすがに区間自己べにプラスはつくものの、超順調と言わんばかりのツモと和了りでゲームが進んでいきます。

 

そんなことより解説の方をお呼びしたのよ

 『第14回RTA売名祭り!』にて本作が『売名の魔物』扱いされたのは偏に、プレイヤーのみがポンジャンの強弱を理解してコメントを発するのに対し、リスナー・運営誰ひとりとしてその内実がわからぬまま、牌が高速で切られていくさまを見ていたからなのでしょう。ということで、 RTA 大会系の解説でお馴染みの「アジーン」さんに解説を依頼させていただきました。事前に某O茶K麟さんから『ソフトも買って台本も作ってくれる』方とお聞きしていたので信頼できると思いオファー。なんとご本人も『メモオフ2nd』のプレイ経験があったようで、これ以上ない布陣で挑めたのではないでしょうか。ちなみに最初は某御C麒Rさんに『解説せん?』ってアプローチしたのですが『何を解説すればよいのだ...』と却下されました。手牌と狙ってる役の解説でいいんだよ!!!!!(「それがわかんねえんだよ!!!」って声が聞こえてきそうですね)

 

綻びだす走りとミラー運

 最初の2戦がとてもすんなり終わり、本番で自己べと遜色のない走りが期待される中の3戦目。5ラウンド中の最終ラウンドで100点差という今までの運が収束するか否かの展開を迎えていました。ここでちょうど本部ミラーに放送音声が載っており、作品の解説がなされている中、見事に必殺リーチで和了られ敗北。『カタセテ! カタセテ! ア~~~~~~~~~~』という運ゲーの本懐を思い知らされてそのキャラとのポンジャンがやり直し。

 なお2度めも相当危ない状態が続き、830-800で迎えた最終局。リーチをかける相手。この状態で『勝率2%だわ』とほぼ負けを確信していたところ、結果は相手の手牌に役が存在しなかったため、810-800という10点差での奇跡的な勝利を収めました。10点差なんてそうそう無いですし、役の最低点が50点なので、何かひとつでも成立していたら終わっていた状況。ここを抜けられたのは非常に大きかったのではないでしょうか。

 

水樹奈々がなんぼのもんじゃい!

 4戦めとスピードも難なくこなし、ついにラスボス...2度実施されたメモオフヒロイン総選挙で1位&3位という絶対的人気を誇り、かつ中の人も声優界の大スター・水樹奈々である白河ほたるさんとの対戦がやってきます。ほたるはラスボスに相応しい強さに設定されているのか、何度もここで負けて自己べを落としてきました。そんなほたるとの対峙がやはり一番興奮するところでしょう。

 ラウンド2まではこちらが無難に役を作りつつ和了り、分があるという展開であったものの、ラウンド3で相手が大役を作ってきて一気に逆転されます。これがほたる水樹奈々なんですほんと。一局で一瞬のうちに優位に立つその姿はメモオフ及び声優界の絶対的立ち位置を思い知らされます。そして迎えたラウンド4では更に大きな役を揃え、最終局で380点差という絶望的な状況に陥ります。たるたるマジたるたる水樹奈々まじ水樹奈々

 しかしこちらだって『運ゲーを実力でねじ伏せる』のが一番の楽しみであるゲームで、最期に黙って負けるわけにはいきません。事前研究で、『メモオフ1st』(初代メモオフ)のヒロインのうち桧月彩花以外を揃えていた場合にかなりの高得点になることは把握していたので、最終局はそれを狙うことに。運良く手牌には1stのヒロインである唯笑と詩音が2枚ずつ。ここからはツモれるかの勝負...というところでみなも・かおると1st組が揃い始め、ついに必殺リーチ...和了れば得点2倍!のチャンスを賭ける時が来ました。このとき保証されていた役は素点300のため必殺をかけないと勝てないものでした。リーチ後すぐに水樹奈々がロン牌...しかも1stの別の登場人物の牌を捨てたためこちらがロン。素点550*2の総計1100点で相手を見事0点にぶっ飛ばしての勝利を収めました。そのとき発した『水樹奈々がなんぼのもんじゃい!』はクリップ化された上この記事を書いている最中では LGR のクリップ中再生数トップという謎の人気を博しています。どうしてこうなった/(^o^)\

まあ、LGR だったり『メモオフみっくす』だったり1日目午前だったりを象徴する場面と、みなさまの想い出に残ってくだされば幸いです。

 

 そして最後のエンディングは歌うのが走者としての礼儀です。バッチリ全部ミラーに乗せてもらい、コメントから『3500人にカラオケを聞かせた男』との称号を得ました。コレ、日比谷野外大音楽堂よりキャパ広いです。日比谷より大きい箱でワンマンやったって自慢していいですか?

エンディング中にアジーンさんから説明のあった、メモオフ8作目の『超超限定版』(¥54000)を買った者のみに参加権があった『卒業証書授与式』イベント。そしてそのファンディスクの『超超限定版』(¥54000)を買った人間だけが会場に入れた『謝恩会』イベント。これらに参加するくらいには、自分はサクラ大戦以外にもメモオフが好きなんですよと。8作全部やってるし、ファンディスクも全部やってるし、何ならネオジオポケットカラーの『~ Pure』やワンダースワンカラーの『~ Festa』も持ってるわい。

 

 駆け足での振り返りでしたが、(個人的には)コレ採用しなくて何を採用するんだ?と思いつつも採用されたて安心しましたし、アジーンさんも快く解説を引き受けてくれたの+当日の高速切りを捌いてくださって本当にありがとうございました。また、運営のみなさま、EST がブレるからとイベントにしにくい『運ゲー』にスポットを当ててくださってありがとうございました。

 

 自分が運ゲーに挑んでいる理由に、「練習しなくてもタイムが出る」というのがあります。これは『ルイージマンション』の世界記録争いでリセゲーに疲れているからですね。ただ、練習はせずとも座学で役を覚える必要はありますし、実際の走りの中で遭遇する運にどう対処するのかが面白く感じているのもまた事実『みちのく秘湯恋物語 kai』という花札ゲーもRTAをやっていたのですが、花札も、相手が「こいこい」で余裕をかましている間に自分が役を作ってしまうように動いたりなど、やはり題材になる作品によって戦略が様々です。そんな、本番の中で出会った運への対処として、水樹奈々ほたる戦で点の良い役に揃え直して必殺リーチをかけ相手を飛ばしたのは大会でぜひともやりたかった・決まったらかっこいいなと思っていたことをまさに見せつけた、本当に上手く行ったとても貴重な経験をさせていただきました。

 今回は本番の魔物は微笑んでくれましたが、もし LGR に次回があるとしたら、今回で魔物が笑いすぎて次回は渋るかもしれませんね。どこかのポケモンがさっさと終わったとかなんとか(事前応援だけして用事あって出かけてた)もありますし。

 実は花札ゲーは『みちのく秘湯恋物語』シリーズが最強なのですが、日本一ソフトウェアの配信ガイドライン的に微妙...権利をどこが持っているかわからないから微妙...というなんともな理由で配信停止中。UNO ゲーも探してみたりはしましたが、今以上のレパートリーになるのは難しいかもしれませんし、他の運ゲーが『メモオフみっくす』以上の面白さを持っているかというと、実力に振りすぎているか絵面が地味過ぎるかっていう問題点があるので、今回もまた、これを良き想い出にかえる僕ということで。

 

 本部ミラーはこちらから見られるのと、走者の本放送はこちらから。そして例のクリップはここだぞ。

 それでは、みなさまお疲れさまでした!ありがとうございました!