RTA in Japan はメニュー表じゃない。走者を応援して。
「次回のRTA in Japanにこの作品を!」との声を多くいただいております。
— RTA in Japan (@rtainjapan) August 29, 2020
RTA in Japanの採用タイトルは応募制になっており、声を掛けられたから選ぶというものではありません。
今年夏のものですが、こちらが大まかな応募ルールですので一度ご確認ください。 https://t.co/H70WLzn1Il #RTAinJapan
まず言いたいのは、RTA in Japan はメニュー表じゃないということです。頼めば食べたいものが出てくるレストランではなく、参加者(走者)がいないことには成り立たないものです。
で、これに関しては散々「君が見たいRTAの走者になればいいんだよ!」という意見を見てきましたが、僕としては「見たい作品を走っている走者をしっかり応援してあげてほしい」と言いたいです。
RiJ がメニュー表じゃないのと同様に、走者も無償の愛で走りを提供してくれるわけではありません。走者は視聴者の方々の声援があってこそ初めて走るものです。決して横柄に頼むようなことはしてはいけません。これは実体験です。
サクラ大戦シリーズRTA7冠と称していますが、ニコ生で私が参入した2012年7月以降、新規走者は1人も現れていません。競う相手がいない状況でここまでやってこられたのは、偏に求めてくださる視聴者の皆さま・コメントの後押しを受けてのことです。
そしてまたニコ生を捨てたのも、サクラサクラとやかましく、それが見たいばかりに放送している他のゲームに対して誹謗中傷を行い、実際にサクラをやっても何も言ってこない視聴者様のためです。
人間ですもの、正しく応援されれば気持ちよくプレイすることが出来ますし、不快になるような求め方をされれば、そういった人間がいる場所から離れるのは必然でしょう。確かにサクラは求められました。2012年7月の『第6回RTA売名祭り!』での好評ぶりからシリーズのRTAを制覇することを決め、チャートづくりは大変ではあったものの楽しい時間を過ごすことが出来ました。時が流れ、そうして声をかけてくれた方々がいなくなったとともに、走者としての配信を終えることになりました。
見たい・興味のある・面白そうなRTAをやっているプレイヤーを見つけたら、ぜひその方を応援してあげてください。決して多くを求めるのではなく、その走者さんが楽しくやってゆけるような声援を送ってあげてください。RTA in Japan の注目度が上がると同時に必然的に存在感を増した RTA それ自体が快いものとして在り続けるために、リスナーの皆さまにも、投げかける言葉の形を意識していただければと思います。